研究授業の様子 5年生
6月28日(金)2限目に5年生の算数科の研究授業を実施しました。
本校の今年度の研究主題は「ともに学び、つながりあうなかま」~ICTを活用したコミュニケーション能力の向上を図る指導法の研究(算数科を中心として)です。
この研究主題の達成に向けた授業実践を行いました。
単元は「小数のわり算」でした。めあては「270÷1.5の計算ができるようにしよう。」です。前時の「3Lで570円、1.5Lで270円どちらのジュースが安いかな?」の問題の続きでした。課題は「今まで学習したことを使って、270÷1.5の計算のしかたを説明しよう。」です。
子どもたちは、計算のしかたを自力解決でノートに書き、ペアで一定の距離をとりながら考え方の交流を行ったあと、ロイロノートでノートの写真を撮り、先生に送り、全体の画面にそれぞれの考え方を映して、全体で話し合いました。
相手の意見をしっかり聴き、自分の考えと比べながら思考を深めていきました。また、自分の考えをまとめたノートが映ったディスプレイを使って、全体にしっかり説明していました。みんなで計算のしかたを考えることで、まとめでは、「小数でわる計算のしかたは、整数でわる計算にして求める。」ということに気づくことができました。ふりかえりでは、どんなことが書かれているか楽しみです。
子どもたちの学びの姿から、主体的、対話的で深い学びの授業づくりを研究することができました。